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白札
ビューン。おまえは死んだ。

『寄進が推奨されています。』
『推奨とはすなわち強制です』
――寺院の看板。

グラックは生まれて初めて、ほんわかふわふわした気持ちになった。

「数々の次元が崩壊し、全ての生命が塵と化すのを見てきた。私ほどの闇の心の持ち主でも、そこには何の喜びも無かった。」
――ソリン・マルコフ

「あのね、私も一角獣って伝説の怪物と思っていたわ。
だって、今まで、生きている一角獣なんて、一度も見たことなかったんだもの」
「では、こうして出会ったのだから」と一角獣が言った。
「君が僕の存在を信じてくれるなら、僕も君の存在を信じるとしよう」
―― ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」

我らが旗印を城壁に掲げよ。まだわめくのか。「敵が来た」と。この城の守りは固い。あがく寄せ手を笑うがいい。
―ウィリアム・シェークスピア「マクベス」

青札
いつか、誰かが私を打ち負かすだろう。だがそれは今日ではないし、お前にでもない。

上がって下がって、行って戻って、一回り ―――ざまあみろ。

「おれたちには足はない」戦士は吐き捨てるように言った。「逃げるのをやめたからだ」
――ヴォーデイリアの民話

昨日が明日の二日前である場合、明日の次の日は今日であるか昨日であるか?
― トレイリアのアカデミーにおける時間操作入門クラス最終試験

「31日目:ついに時間の逆転実験に成功した!」
「30日目:これはちとマズイかもしれん。」
――首席イズマグナスの日誌

リバイアサンを考えてみよ。お前はあれを釣り針でとらえ、糸でその舌を押さえることができるか?
―旧約聖書ヨブ記、41章1節

ああ!昨日を呼び戻せ、時よ戻れ。
―ウィリアム・シェイクスピア「リチャード二世」

黒札
今夜はお金をいただきますよ、奥様。それから、お命もね。

グレヴェン・イル=ヴェクは、ヴァティの体を持ち上げた。「さあ、落ちる間にお前の失敗について考える時間があるだろうよ」

サイとの交渉
―「選択の余地がない」という意味の、フェメレフの言い回し

王も乞食も最後は同じ ――― 悪臭と、腐敗と、非難に囲まれて。
―― エイリーン・コララーン「遺産」

この世には不思議なものがあって、ひとつのものでありながら二つの魂を持っている。そのように作られたから。これら不思議の双子たちは光と物質の両方から生まれ、固くもなれば、影のようにもなる。
―エドガー・アラン・ポオ「沈黙」

うなり、うごめき、そいつらは立ち上がる。
言葉もなし、その目に動きもなし。
それは夢だとしても、あまりに奇妙なこと。
こんな死人が蘇るなど……。
― サミュエル・コールリッジ「老水夫行」

赤札
ネコちゃん、おいで。ネコちゃん・・・・
アアーッ!

オークを殺せ
オークを殺せ
オークがいない?
では、進め

「この地下からだったら、城壁をまるごと崩せるな!」
「へい、大将。でも、わしらはどうやって逃げるんで?」

ランドヴェルト・ゴブリン紛争の複雑な内部関係は、しばしば無政府状態と混同される。
だが、その混沌は雷雲の混沌であり、荒々しくも突然のうちに、その矛先は現れる。
パシャリク・モンスと彼の略奪隊は、まさにこの嵐を導く雲の切っ先である。

つぎ!

彼は世界に対して怒り、家族に対して怒り、自分の人生に対して怒っていた。だが、だいたいは理由もなく怒っていたんだ。

緑札
氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。
その巨体と狂暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない ―
甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。
― 「キイェルドー:氷の文明」

1回だけ飛びかかるときは、あいつは腹がすいているんだ
あんたは即死だ。
2回飛びかかるときは、あいつは子供に狩りを教えているんだよ
あんたが死ぬのに時間がかかるさ。

スクイーは飛びはねながら言った。
「見?えた、見えた。お馬ちゃんと豚ちゃんと……。」
「今すぐ静かにしないと」とミリーは怒って言った。
「あんたの肝臓ちゃんや脾臓ちゃんを見ることになるわよ。」

小枝を踏み折れば、骨を折ってあがないとする。
――ラノワールの侵入者への処罰

「ああ! ハンス、逃げて! ルアゴイフよ!」
― サッフィー・エリクスドッターの最期の言葉

マフィンが2個オーブンに入ってたんだ。で、片方のマフィンがもう片方に「熱くなってきたんじゃないか?」って聞いたら、相手のマフィンがこう言ったんだ。「うわぁ! マフィンがしゃべったぁ!」

茶札
むかし、冬が力を握っていた頃 立ち去るときも最後まで、彼女は 氷の指先をはわせたままだった 冷えきった空気は風邪をひき。
エイリーン・コララーン「遅い雪解け」

スクイー「それ、な~に?」
アーテイ「魔術の本だよ」
スクイー「おいらにも読めるよね」
アーテイ「そう言ってもいいかもしれないな」

その美の及ばぬところで、戦争は始まる。
その力の及ぶところで、戦争は終わる。

なんにも考えないし、感じない
ぜんぜん笑わないし、泣きもしない
朝から晩まで一生懸命
兵隊さん殺すしかやりゃしない
――オネイアンの童謡

ステップ1:君の従兄弟を見つける。
ステップ2:君の従兄弟を大砲に入れる。
ステップ3:別の従兄弟を見つける。

金札
おとなしいゼブラを捕まえて/おまえの乗馬にしてやろう。そして風を、ありとあらゆる一角獣でいっぱいにしよう。
―「夜と昼の恋歌」

昼と夜とが重ならぬよう、私はあなたと離れて暮らす。空の彼方にあなたを見ながら。/愛しい人よ、どうしてあなたは変われない。どうして私は変われない。
―「夜と昼の恋歌」

ヘイズライダーは猛嵐の空を舞い跳び、雷雨の調べに歌声を合わせる。
―アファーリー「語り」

失礼、村を焼いてしまった。この金で別の村でも......。

無色札
君がいたあらゆる場所。

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